お花見は春の浅草を彩るイベント

春の浅草を代表する大きなイベントの一つに隅田公園のお花見があります。

隅田公園は台東区と墨田区に分かれていて、ゆったりと流れる隅田川を挟んだ両方の川岸に広がっています。隅田川沿いの桜のルーツは、徳川吉宗が1716年から始めた享保の改革の一環として植えたという説が有力ですが、1600年代にすでに桜が植えられていたという記述のある文献もあり、諸説があります。

いずれにしても、長い間にわたって、江戸東京の下町の桜の名所として親しまれてきた歴史があることにはまちがいありません。現在の隅田公園内には、台東区側に約510本、墨田区側に343本があります。桜はソメイヨシノが中心ですが、オオシマザクラやサトザクラをはじめ40種以上が植えられているので、いろいろな桜を楽しむことができます。

咲き誇る桜が川面に映える様子は圧巻で、日本のさくら名所100選にも数えられています。浅草側から隅田川越しに見ると、スカイツリーと桜のコラボレーションを望むことができるのも一興です。また、屋形船や水上バスに乗って両岸の桜を愛でるという風流な楽しみ方もできます。桜まつりのイベントは、台東区側が浅草周辺、墨田区側が向島周辺でおこなわれます。桜の開花状況にもよりますが、おおむね3月中旬から4月の初旬にかけて開催されます。例年、食べ物屋さんの出店が出たり、踊りや和太鼓演奏などのイベント、大道芸などが企画されたり、夜間のライトアップが実施されたりします。

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